スケッチは、名古屋市の文化の道にある二葉館。川上貞奴が住んだこの邸宅は近くの双葉町からこの場所に移転整備したもの。
桜の時期には、花見をかねてこの辺りまで散歩するのが習慣になっている。
この二葉館は内部の見学もできる。1階にステンドグラスを備えたホールになっていて螺旋の階段で2階に上がることができるお洒落なつくり。しかもオール電化。電力王の福沢桃介が関係しているので当然と言えば当然。そのころ庶民は電灯ソケットから電気を取るために二股ソケットを使っていた。松下幸之助が事業のきっかけとなった二股ソケットを開発したのが1918年なので二葉館が作られたとほぼ同時期。興味深い。

