2024年3月23日土曜日

ハノイの交差点

交通事情は日本人にとっては厳しい。道いっぱいバイクと車が入り混じって切れ目なく流れてくる。これを横断するには技術を要する。信号のある横断歩道はまだましだが、これとて油断ができない。現地の人は悠然と横断していく。これには感心するというか驚き驚き。

いつまで待っても流れが途切れることはないので、とりあえず頃合いを見計らって一歩踏み出し、「私はここに居る」ということを知らしめ相手が避けるように仕向けることがコツのようだ。これがルールなので通行を妨げられた方も当然として道を譲る。3日くらいするとなんとか道を渡れるコツをつかんだ。

現地ガイドさんの話では、これまで2回ほど交通事故にあい、そのうち1回は1か月ほど入院したとのこと。想像するに、ベトナム人は一生に3回くらいは交通事故に遭うのではないか。

この方式は、バイクや車でも同じ。合流したり左折するときもこの方式が通用する。クラクションもけたたましいが、日本のように「俺の通行を妨げるなこの馬鹿!」という意味ではなく、「私はここに居るので気付いてね」というものだ。この国ではクラクションに腹を立ててあおり運転で仕返しをするというのはありえない。

さらに関心したのがUターン。お世話になった大型観光バスがラッシュの中、片道3車線の道路をUターンするという芸当をやってのけたこと。車線を左にとり、さらに対向車線の流れを止めなければならない。運転手の技量もあるが、周りのバイクや乗用車の協力も欠かせない。たまに切り返しのためにバックをすることがあったが、後ろに続いているバイクに事故は無い。バイクは後退するバスをどのように除けているのかそれも不思議。

スケッチはホテルに向かう道すがらの交通状況。この時はラッシュ時ではないのでまだ余裕がある。夜、同じところを通った時は洪水のようであった。

 


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