2023年6月29日木曜日

ソフィア王妃芸術センター

 5月4日あさイチで、ソフィア王妃芸術センターを訪問。ここで展示されているピカソのゲルニカを鑑賞するのが目的。

 1937年の4月に起きた悲劇を描いたゲルニカは、ここでしか見ることができない。

 実物大の複製を大塚美術館で見たことがあるが、陶板画の複製とキャンバスにペンキで描いた本物では質感が全然違う。ということを改めて納得。ピカソはこの絵を1937年の6月に完成させたとのこと。

 この絵がピカソの傑作として評価されるのは、テーマと表現方法が多くの人の共感を得たことが理由だとされる。私は、その大きさも関係しているのではないかと思う。

 解説書によると、幾つかのテーマが配置されているそうだ。今回、大塚美術館で撮った写真を模写してみたが、なるほどと気付くことが色々あった。




有名な泣く女はこの年の10月に描かれていて一連の作品らしい。

2023年6月24日土曜日

カガネル人形専門店

 カタルーニャ音楽堂に小道を隔てたところに土産物店がある。

かみさんが変な物があると発見したのがこの人形。お店のキャラクターだと思い、その時はあまり気にならなかった。

後日、現地ガイドさんに案内されて行ったお土産物屋さんにもこの人形があった。退屈そうにしているガイドさんにこの人形は何?と聞いてみたら一生懸命説明してくれた。

半分くらいしか理解できなかったが、これはカガネというカタル―ニア伝統の人形で、クリスマスの飾りにもするとのこと。なるほど、そんな由緒のあるものなのだと納得。

さらに、日本の変わり雛のように有名人バージョンもり、トランプ元大統領のカガネルはよく売れたとのこと。日本人では安倍元首相のもあるらしい。これは、再度カタルーニャ音楽堂を訪れた際、確認した。この店は、カガネル人形の専門店であった。



2023年6月22日木曜日

ゴヤの銅像

  マドリード観光初日は5月3日。この前日の5月2日は独立戦争記念日。

 215年前のこの日、ナポレオンの侵攻が始まり、抗議する市民が殺害された。翌日には抵抗派市民の処刑が行われるというが事件がおきた。

 ということを現地ガイドさんが説明してくれた。スペインの歴史には疎いのちで何のことか分からなかったが、5月4日に訪れたプラド美術館でゴヤが描いた「5月2日」と「5月3日」の二つの絵画を見てこういうことかと少し納得。

 陸続きのヨーロッパでは複雑な歴史があるものだ。

 プラド美術館の前にはゴヤの銅像が立っている。別の場所にはベラスケスの銅像もあるそうだが、気が付かなかった。



2023年6月20日火曜日

マリアの塔の星

 数年前にサクラダファミリア教会を訪れた時、尖塔のてっぺんに装飾は無くてスッキリした感じだった。それが今回、色々な装飾が取り付けられていた。特にマリアの塔の先端に取り付けられた星はよく目立つ。

ベツレヘムの星と言うそうで、重量5.5トンとのこと。


これは今回の旅行で心に残ったもの一つ。クリスマスのオーナメント用に試作してみた。

パーツ一つ一つはそれほど大きくないが、くみ上げると20cmほどとなり思っていたより少し大きい感じ。

ひいき目に見ても完成度はかなり低い。

設計図を型紙に起こす作業と型紙をきれいに切り取る作業が上手くできていないのが原因。

これには職人技が必要だと感じた。



2023年6月16日金曜日

サクラダファミリアのライトアップ

5月8日

  サクラダファミリアのライトアップを見るため,ホテルを午後9時に出発。
  日本とは違い、まだ明るい。
  ホテルからは30分くらいの距離なので、到着した時は丁度よい暗さ。ここで初めて分かったのがライトアップが赤い光で行われていたこと。想像していなかったので少しびっくり。 傍らにはマリアの塔の星が眩い白い光を発していて印象的であった。 
 後ろにまわると、教会の西側は白い光でライトアップされていた。
  この後、カサ・バトリョとカサ・ミラをまわって、ホテルに帰着したのは午前零時を過ぎていた。 
 後で調べると、この赤いライトアップは筋ジストロフィー啓発のためのイベント(World Duchenne Awareness Day)らしい。
ちなみに、現在は緑色とのこと。https://sagradafamilia.org/en/-/la-sagrada-familia-s-il-lumina-de-verd-en-commemoracio-del-dia-internacional-de-la-miastenia-gravis?redirect=%2Fen%2Fnews
 
 

2023年6月13日火曜日

シベーレスの噴水

 マドリード滞在中、ホテルから市の中心街に向かう道すがら、この噴水に何度かお目にかかった。

シベーレスはローマ神話の女神様とのこと。

馬車を引っ張っているのは2頭のライオン。

この近くにはプラド美術館や歴史的な建造物が多い。

レアルマドリードが優勝した時はパレードの最終地となるとのこと。



2023年6月11日日曜日

ライオンポスト

orig.2023/06/09

コルドバからバルセロナへは飛行機で移動。

出発まで空港内を散策していたら壁にくっついたライオンの顔を発見。

よく見ると郵便ポスト。口の部分から郵便物を投入する仕組み。

新しく作ったものでもなさそうなので、建物の改築の際移設したのかも知れない。

その辺のいきさつをブラウザーの「なんでも聞いてください」に尋ねたが「見つけられない」との回答。

ところで、郵便物はどこから取り出すのだろう。



カタルーニャ音楽堂

 orig.2023/06/06

旅行の最終日の5月9日は正午まで自由時間。朝食を早々に済ませ、タクシーをとばしてカタルーニャ音楽堂に向かう。

かみさんが関空に向かうバスの中からガイドツアーを予約してくれたので、朝イチで見学できた。

この音楽堂は、地元の合唱団のために建設されたとのこと。こじんまりとした建物だが内部の装飾は素晴らしい。メインホールの天井にシャンデリアというのかステンドグラスというか、なんと表現してよいのか分からないものが。凄いとしか言いようがない。

設計した建築家のムンタネーと実際にこれを作った職人の腕に感激。ということでお絵かきの題材とした。本当に素晴らしい。

ムンタネーはガウディの先生でもあるらしい。




マドリードのスペイン広場

orig.2023/06/04

スペイン初日は、マドリードの市内観光。

日本から乗り継ぎを含め20時間近くを移動に費やし、マドリッドに到着したのは現地時間の午後2時くらい。

入国手続きなど済ませバスに乗り、マドリッドのスペイン広場に到着したのは、4時近くになっていた。

移動時間と時差で時間感覚がおかしくなっているが日差しから判断すると日本の正午くらいに感じた。

3年ぶりに仕事ができたと話す現地ガイドさんに案内されてスペイン広場やその周辺の王宮をめぐる。

ガイドさんはテンションが上がっていて一生懸命説明してくれたが、ほとんど忘れてしまった。

印象に残ったのがセルバンテスの像とドン・キホーテ像、スペインの伝統文化などが組み合わさったこのオブジェ。

この後、近くのレストランで食事をし、7時ころにホテルに戻ったが、まだ明るいので近くのスーパーをのぞき、公園を散策。赤いバラが美しく、犬の散歩やジョギングをする市民で賑わっていた。



久しぶりの海外旅行

 orig.2023/06/01

国内旅行は、一昨年から再開していたが、国外となると面倒な手続きと勇気が必要なので再開のタイミングをうかがっていた。今年になって行動の自由が広がってきたので、ゴールデンウイークを利用してスペインへ出かけた。

現地のガイドさんも3年ぶりに仕事を再開できたと、張り切っていた。

ようやく平時に戻り始めた。

今、旅行を振り返っている。



万葉集の最終歌

 若い頃から万葉集に興味があって、断続的に勉強している。

今、小川靖彦著の「万葉集 隠された歴史のメッセージ」を飛ばし読みしている。

この本のおかげで、これまで考えもしなかった万葉集の成り立ちや編纂の目的について少し知見が広がった。

この本によると万葉集の結びは、大伴家持の「新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事」とのこと。

大伴家持が万葉集にこめたの思いが感じられ、すがすがしい。


この歌にふさわしいというのは言い過ぎなのだが、今年の年賀状の絵柄が思い浮かんだ。

(五箇山の合掌集落を訪れ際のスケッチ。)




Royal Arcade

記憶が正しいと6月22日の日曜日、ナショナルギャラリーを観た後、ボンドストリー周辺を散策。 この辺り、高級なブランド品の専門店が集中している。すごい人出で賑わっていた。 ところが、ロイヤルアーケードはほとんど人がいない。時間の関係なのか。 ウィンドウを覗いて歩くには好都合。 こん...